「これ、あんたが初任給でプレゼントしてくれたやつ」
私の母は、毎回いつもそう言って嬉しそうに思い出しながら、耳にそのイヤリングをつけてくれます。
ホント、つける度毎に。
当時は月給も少なく、一人暮らしをしていたために高価なプレゼントは出来ませんでしたが、それでも育ててきた娘が就職して初めてのお給料でプレゼントしてくれるという事は、そんなにも嬉しいものなのだなあ、と感じました。
人気のプレゼントには、食事や旅行、スイーツや花束などがあるようですが、母の日や誕生日と違い「初任給でのプレゼント」は一生に一度きりです。
そんな特別なプレゼントを、母親の立場の私が(私の欲しい願望も含めて^^)、今回は形に残り、記憶にも残るプレゼント10選を発表していきたいと思います。
初任給でのプレゼント予算はいくら位?
「初任給」と言っても、それぞれの職場によって様々。
且つ、実家暮らしなのか、一人暮らしや寮暮らしなのかによって必要生活費の金額も違ってきます。
特に4月5月などは何かと物入りな事が多いですからね。
一人暮らしを始めたばかりで大奮発して高価なものをプレゼントしても、親は逆に心配しちゃったりして^^;
なので、両親へのプレゼントは貰った初任給の1割程度を目安にしている人が多いようです。
つまり、父親母親別々の品物にするのであれば、二人分合わせて給与の1割程度を目安として考える。
金額にすると二人分で1万~3万円くらいが一番多いようです。
でも一番重要なのは親を想う感謝の気持ちですから、金額じゃないですよ。
形に残るプレゼント【母親編】
アクセサリー
指輪はサイズ考えないといけませんが、ピアス、イヤリング、ネックレス、ブローチなどはプレゼントとして定番でも喜ばれるし、日常に身につけるものとしてはいいですよね。
予算に収まる範囲で、18金やプラチナなどがおすすめです。
「(お母さんくらいの年齢の女性が)どんなものが好みか分からない」という人は、売り場の女性はプロですから。
お母さんの年齢、ファンションの感じなどを伝えると、いいアドバイスをくれますよ。
財布
お財布は、ほぼ毎日使用するもので、こちらも実用的なプレゼントとしては定番のプレゼントですね。
財布は消耗品なので、ある程度年数が経つと買い替えますが、「子供が初任給で買ってくれた財布」だったら、お母さんも大事に取って置かれるだろうなあ。
春色の春財布などを選ぶのも、「初任給でのプレゼント」って感じがして素敵じゃないですか?
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プリザーブドフラワー(枯れない花)
女性は花束をもらうと否応がなくテンション上がります 😛
しかし生花を記念品として長持ちさせるとなると、ドライフラワーくらいしか思いつきません。
そこで生花を特殊加工して、枯らすこと無く、いつまでも美しい状態で飾ることが出来るのがプリザーブドフラワー(preserved flowers)です。
結婚式のブーケなどでも用いられますが、ガラスケースに収められた置物は、それはそれは鮮やかで素敵です。
玄関に置いても寝室やリビングに置いても、それを見つめる度にプレゼントしてくれた子供のことを想い出すんじゃないでしょうか。
キーケース
プレゼントとしては、それほどメジャーではないかもしれませんが、自分ではそれほどお金をかけないけれども、出かける度に絶対に使うもの。
実用的だし、そこまで好みを問わないものとしては選びやすいかもしれません。
直接身につけるものでないので、遊び心で今までのお母さんっぽくないものにチャレンジしても良さそう!
鞄、ポーチ
財布に比べると、鞄はいくつあってもいい!
ファンションや出掛ける行き先など毎に変えて楽しめるし、ほんと、鞄好きな女性って多いですからね。
お母さんが好きなブランドや、持っていなさそうなサイズや色などを予め知っていると選びやすいですね。
鞄は予算オーバーだなぁと考えるならば、ちょっといいポーチなんかもおすすめ。
女性は小物を多く持ち歩くので、お洒落なブランドのポーチなんて普段使いでも嬉しい気分になりますから。
日 傘
ポーチに続き、お手頃価格でプレゼントにも最適な日傘はどうでしょう?
最近の日傘はお洒落なのは当然で、UVカット機能がしっかりしているので女性のお肌に大敵な紫外線から守ってくれます。
それでいて雨にも対応してくれる晴雨兼用となると尚更便利。
お出かけ好きなお母さんに、ちょっとお洒落な日傘を選んでみませんか? 😉
マッサージ家電
母親は疲れている。
家事に非・協力的な気の利かない夫にダダでさえイライラするのに、追い打ちをかける更年期障害。
ようやく子供の一人は就職したものの、料理や食器の片付けの立ち仕事、子供や旦那の朝早いお弁当作り。
住宅ローンの返済のための続くパート務め。
それぞれのお母さんの立場は家庭ごとに違うと思いますが、やはり年をとるごとに身体は言うことをきかなくなるし、無理がきかなくなる。
疲れやすくなる。
そんなお疲れのお母さんには、マッサージ家電も喜ばれます。
何十万もするマッサージチェアでなくて、腰の部分をピンポイントでとか、首の部分用など用途別で数千円代のマッサージ家電が色々販売されていますよね。
また、ソファに置くだけでマッサージチェアに早変わりするものなど、かなりの高性能のものが最近は一万円前後でも沢山あり、折りたためて場所も取らないしいいですね。
また、女性は男性よりも脚がむくみやすい人が多いのですが、立ち仕事でむくんだ脚をマッサージしてくれたり、加圧して血行の流れをよくするグッズなども色々ありますので、予算に合わせて探してみては?
美容器具
女性は
いくつになっても「女子」ですからね
お母さん世代のアラフィフ、アラ還(アラウンド還暦)女性は、日々増えていくシワや衰えていくお肌の状態などに溜息をつく朝もあるわけですよ。
なので手軽にフェイスマッサージなんか出来る美容グッズや、ちょっとした美容家電なんかも嬉しいかな。
商品券
好みに超うるさいお母さん。
または、迷った末にプレゼントを買いに行く時間もない新入社員の人は、商品券はいかが?
お母さんには自分好みのものを自分で買ってもらいましょう。(笑)
馴染みのスーパーのものだと、ちょっと華やかさや記念っぽさがなくなって嬉しさも半減しそうなので、百貨店のもの、JCBやVISAのものをプレゼント包装してもらうと高感度UPです。
まとめ
私自身が欲しいもののランキングになったようで恐縮ですが^^;、それでも最初に記した通り、母親っていうものは、手塩にかけて育てた子供が心を込めてくれるものなら何だって嬉しいんです。
何だって感動しちゃうんです。
私自身の宝物は、子供が幼稚園児だった時、「いつも頑張ってるお母さんに」と画用紙とリボンで作ってくれた「金メダル」です。
そんなもんです。
だからプレゼントには是非、感謝のメッセージは忘れずに添えてください。
「これまでありがとう」のたった一言でもいいし、長い手紙でもいい。
子供が一人前になるまでに、と歯を食いしばって頑張ってきたお母さんの苦労が報われますから。
初めてのお給料で素敵なプレゼントが出来ますように。
そして就職して一ヶ月。
お疲れ様でした。