今、妊娠中のプレママの注目を浴び、子育てに奮闘中のママ達から密かな人気を博している昔ながらのおんぶ紐が、そう『おんぶもっこ』です。
熊本の天草地方で古くから伝わるおんぶ紐でしたが、NHKの『あさイチ』でも特集として取り上げられ、一気にママ達の注目を浴びるようになりました。
なんとくまモンも持ってるそうです!(笑)
今回は、そのおんぶもっこを使用してみた使い方や使い心地、口コミ、そして作り方まで、その魅力に迫ってみたいと思います。
おんぶもっこ の魅力
用途の多様性
もっこの作りは至ってシンプルで、長方形の布に紐を付けたものです。
なのに、語り尽くせないほどの沢山の魅力の内、最大の魅力は何と言っても使える用途の多さじゃないでしょうか?
一つ一つ上げてみると、おんぶもっこたった一枚で、
- おんぶが出来る
- 抱っこが出来る
- 敷布団になる
- ブランケットにもなる
- 授乳ケープになる
- オムツ替えシートになる
- チェアベルトにまでなる
そして熊本地震の際は、
8. 防災頭巾になったり
9. 避難所での仕切り(目隠し)
の役目まで果たしてくれたそうです。
なんとおんぶもっこ一つで9役!
一般的なおんぶ紐のように、抱っことおんぶの2WAY仕様ではなく、『おんぶもっこ』はなんと9WAY使用!
小さな赤ちゃんと外出しようとすると、小旅行並みの大荷物になってしまうのが子育てママの悩みの一つだと思うのですが、この『おんぶもっこ』たった一枚で、そのお悩みも解決です。
便利なだけじゃない 深まるスキンシップ
基本、赤ちゃんをおんぶすると、両手が使えますよね。
両手が使えるおんぶは、家事もこなさなくてはいけないお母さんには重要なポイント。
しかし時には赤ちゃんに気が回らず家事に熱中してしまったりして、退屈した赤ちゃんがぐぜり出したりしまいがちです。
それに比べておんぶもっこは高い位置で赤ちゃんを背負うために、お母さんと赤ちゃんの目線が同じになり、赤ちゃんの視野も広がります。
なので、赤ちゃんもお母さんの家事も肩越しに見れるし、お母さんがちょっと振り向けば赤ちゃんの顔が見られるために目を見て話しかけやすい事も利点です。
このおんぶしながらの赤ちゃんとの言葉のふれあい(コミュニケーション)と、ピッタリとお母さんにくっつく密着感が安心感となり、赤ちゃんの脳の発達にも良い影響を与えます。
おんぶもっこの口コミ
ネットでおんぶもっこの沢山の口コミや評判を拾ってみました。
メリット
- 「他のおんぶ紐に比べて密着度が高いから、子供がすぐ寝てくれるんですよね~」(あさイチより『北陽』のアブちゃん談)
- パパやおばあちゃんにおんぶを代わってもらう時、調節ベルトがないので、いちいち長さ調整をしなくてもいい。紐さえ届けば家族みんなで使えるから経済的~。
- エルゴに比べて椅子に座っても影響なし。
- 寝付いて下ろす時、そのまま布団になってくれるからイイ!
- 他のおんぶ紐はそのまま寝かそうと紐を外す時、留め具のカチャカチャと言う音で起きちゃうんですよね。あと、脚を取り出すときとかも。それが無いので安心して寝かしつけれます。
- 胸ばってんしなくていいから、外出時も大丈夫。デザインもおしゃれで可愛い♪
- 家事をしながら顔が見れるのがいいです。
- 畳んでコンパクトにバックに収納出来るから、お出掛けの荷物が減りました。
- あかちゃんが小さい時から大きくなっても、まったく調節いらずで便利です。
- Mokkoが子育ての負担を大きく減らしてくれた
デメリット
- おんぶするコツを掴むまで、場数が必要な気がする。
- おんぶで寝ちゃうと、首カックンになっちゃう事が多い。
- 装着がなかなか難しい…。
- 冬は暖かいけど、夏は暑そう~~
などなどの感想がありました。
おんぶもっこの使い方
(装着の仕方)
やっぱりポイントは装着の仕方のようですね。
回数を重ね慣れてくると、(特に子供が立てるようになると)早業のように高速でおんぶ出来るようになりますよ(私の体験談)
また、夏場の使用は暑そうだとの意見もありましたが、こちらは夏用のメッシュ生地も販売されているので安心して良さそうです。
あと、寝付いてからの首カックンの件ですが・・・
これはどうしようもなさそうです(^_^;)
おんぶ紐の頭あてを販売しているお店に問い合わせたところ、このおんぶもっこには装着は出来ないとの事でした。
(まあ、首カックンになったら、下に下ろして寝かしつけちゃいましょう)
おんぶもっこ 通販と作り方
通販サイト
おんんぶもっこの購入は、通販で可能です。
公式サイトはこちら
おんぶもっこ公式サイト:おんぶMOCCO
また、最近では同型のおんぶ紐をグランモッコという名前で販売している会社もあるようですね。
それがこちら。
(↑こちらのサイトでは、おんぶ、抱っこなどの仕方の動画数も豊富です)
おんぶもっこの作り方はあるの?
以前はおんぶMOCCOの公式サイトで、おんぶもっこが自分でも作れるように型紙も販売されていましたが、現在は販売はされていないそうです。
それはベビー服やバッグなどと違って、おんぶ紐は赤ちゃんの命を預かるものなので生地や縫製方法の強度がとても重要な為、その製作・販売することの責任を感じ、安全な販売を最優先して手作りのための型紙販売を止められたそうです。
しかし「愛情を込めてどうしても手作りでやってみたい」と思われるママもおられると思います。
Twitterで、おんぶもっこの作り方をツイートされてる方がおられたので、こちらを参考にされてみてはいかがでしょうか?
おんぶもっこの作り方
もっこ(おんぶ紐)の作り方まとめました。字が汚くてすみません。「もっこ」って何?どうやって使うの?といったことは検索してください pic.twitter.com/TgowZFVtvl
— 38(みや) (@3_8_3_8) 2016年6月15日
私の『おんぶもっこ』使用後レビュー
韓国のおんぶもっこ『ボデギ』
私の住んでいる韓国は寒い土地柄なので、私は韓国のおんぶ紐『ポデギ』を主に使用してきました。
おんぶもっこは実家の母が送ってくれましたので、こちらは暑い時期にとても愛用しました。
また、気になるおんぶもっこの洗濯も、洗濯ネットに入れて洗っちゃってました。
(けっこう頑丈な作りでした)
韓国のおんぶ紐『ポデギ』は『おんぶもっこ』と何ら変わりは無く、長方形の布の面積が広いだけで使用方法は全く同じです。
しかし韓国のボデギの方が布地が広く、自分のお腹までくるし、赤ちゃんの足先までくるむことが出来るので、冬場はママも赤ちゃんも暖かくポカポカになります。
韓国のおんぶ紐 ポデギ ↓
また、赤ちゃんが大きくなると肩紐の食い込みは避けられないのですが、韓国のママ達は紐を肩に掛けずに胸の上部に巻きつけて使うので子供がどんなに大きくなろうとも肩こり知らずでおんぶ出来ます。
「そんなことしたら赤ちゃん、落ちちゃうんじゃ?」
と心配される方もおられるかもしれませんが、不思議な事に安定感は有ります。
位置を高くはおんぶ出来ませんが。
使い方は難しい?
また、おんぶもっこも装着に慣れない時は紐がずれてきたりもしましたが、毎日使っているとすぐにコツはつかめました。
慣れるとあっという間におんぶ出来るようになりますが、それでも装着に自身がない方はアンバサダー制度もあるので、講座を受けてきちんとした知識と技術を持った、全国にいるアンバサダーの方が親切丁寧に教えて下さいます。
とにかく、おんぶもっこは使用に慣れちゃうと手放せなくなりますよ!
長いと感じる子育ての中で、おんぶ紐を使う期間は2年程度。
しかし、その2年の間、毎日使う大事なおんぶ紐だからこそ良いものにめぐり逢いたいですね。
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