韓国の美容ユーチューバーやブロガーの中では「1日1パック」というのが少し前から流行っていて、実際にその日使ったシートマスクを紹介している人も多くいます。
韓国のコスメストアやドラッグストアなどでは本当に1年365日、「毎日別のマスクパックを使えるんじゃないか」という程たくさんの種類のパックが販売されています。
そんなパックやシートマスクですが、たくさん買った後そのままずっとしまい込んで長い月日が経ってしまっているものなどはありませんか?
韓国のパックをより良く使うためにはいくつかのポイントがあります。
今回はそんな韓国パックの基本の使い方や保管の仕方、そして知っておくと得するテクニックまでどーんとご紹介します。
韓国パックにも使用期限がある
食品と同じで『化粧品にも使用期限がある』というのは有名な話です。
それはもちろん韓国のコスメやパックにも当てはまります。
韓国のマスクパックの使用期限はどこで確認すればよいでしょうか?
答えは(例外もありますが)、
マスクパックの裏側!
だいたいの商品は、マスクパックの袋の裏面下部分に印字されています。
例えばこのマスクパックで見ると「190207까지」と書かれています。
「까지(ッカジ)」というのは韓国語で「まで」という意味です。
そのためこのマスクパックの使用期限は、2019年2月7日までということになります。
ちなみにマスクパックはこうしたわかりやすい数字表記のものがほとんどなのですが、コスメの場合はほかの表記で使用期限が書かれていることもあります。
例えばこの容器のようなイラストに「12M」と書かれたもの。
こちらは「開封してから12か月以内に使用してくださいね」ということです。
韓国に限らず海外に旅行したこうしたコスメを買うと、たくさん買ったことに満足してつい使うのが遅くなってしまうということもあるかと思います。
ただし、どのコスメにも使用期限があるのでそれだけ注意しましょう!
どのコスメに関しても基本は早めに使うことをおすすめします。
マスクパックは封を切らないため、そこまで劣化はありませんが、ほかの化粧水などは封を切ってしまうため、そこから例えば十数か月など経つと品質は落ちてしまいます。
コスメの効果を最大限に活かすためにも、マスクパックもコスメも早めに使うようにしましょう。
立ててはダメ?韓国シートマスクの保管方法
韓国のマスクパックに限らず、マスクパックを立てて保管している方!
そのまま長い時間が経ってしまうと中のマスクがちょっと残念なことになってしまうかもしれません。
立てて保管がいまいちな理由はパウチ内の美容液が偏ってしまうからです。
マスクパックには美容液がたくさん入っていることが多いですよね?
液体は重いため、立てていると下に下がっていきます。
しかし一緒に入っているマスクパックはどうでしょうか?
マスクパックは平たくパウチ内の中央に入っていることが多いです。
するとマスクパック全体が美容液に浸らなくなり、下の部分に偏ってしまうことがあります。
そのためシートマスクは横に寝かせて保存をするのがおすすめです。
そうはいっても、お店では全部立てて並べられていることが多いですが。。。(_ _;)
そんな場合は、シートマスクを買った後、少し寝かせてパウチを揉むようにすると全体に美容液がいきわたります。
ぜひお試しください。
裏面に注目!パックの使用時間を守ること!
マスクパックには必ず使用目安時間が記載されています。
一般的には10分から15分、ピーリング用など長いものでは30分から50分ほどかかるものもあります。
大切なのはこの使用時間をきちんと守ることです。
ちゃんと守らなければ、肌を潤すためのマスクが逆に肌を乾燥させる原因になってしまうこともあります。
とくにガーゼタイプのようなものは乾燥が激しいです。
夏場など湿気が多いときには、まだ使えるのでは?と思うほど時間が経ってもマスクパックが潤っていることもありますが、実は長く使用するのはNGです。
マスクパックの効果を最大限に活かすためにも、使用時間はきちんと守ることをおすすめします。
パックを温めすぎ、冷やし過ぎは良くない?
マスクパックを使っていると時期によっては、寒いからお風呂で温めて使いたい、または逆に暑いから冷たくヒンヤリさせて使いたいといったこともあるかと思います。
しかし過度にマスクパックを温めたり、過度に冷やしたりすることはあまりおすすめしません。
なぜなら温度を急激に変化させることで配合されている美容成分が変化してしまうことがあるからです。
実際にマスクパックの裏面にも「高温低温での保管を避けること」と書かれているものも数多くあります。
そのため極端ではありますが、お湯にずっとつけて置いたり、冷凍庫に入れたりするのはNGです。
余談ですが、韓国には化粧品専用の小型冷蔵庫が通販などでも一般的に販売されています。
価格は機能や大きさで異なりますが、7,000円~3万円弱くらいで購入できます。
化粧品の保存に最適な12~15℃で設定してあるので、この冷蔵庫に入れておくと、化粧品やパックなどの品質がより良く保たれ、効果の高い状態で保存されるそうです。
韓国パックする最適な時間はいつ?
またお風呂でマスクパックを使用するという方も要注意!
お風呂の温度によっては汗をかきます。
汗をたくさんかいている状態だとその水分や皮脂がマスクパックと肌の間に入り、密着を邪魔してしまうことがあります。
マスクパックをするのにおすすめなのは、お風呂上りです。
洗顔して皮脂もとれており、汗もある程度引きます。
その状態でマスクパックを使う方が、美容液の肌への浸透力が良く、しっかりと効果を実感できます。
しかしそれでもヒンヤリとマスクパックを楽しみたい!という時もありますよね。
特に酷暑のときなどはマスクパックが嫌になる事も。
そのような場合は、もともとクーリング効果のあるマスクパックを試してみましょう。
ミシャやイニスフリー、イッツスキンなどの有名どころから、それぞれ涼やかなクーリングマスクが販売されています。
種類は多くないですが、暑い夏場やお風呂上りなどはこうしたアイテムを活用してみてください。
空いている部分もケアも忘れずに
マスクパックを見ると、種類によってはより肌に張り付けやすくするため鼻の両側などに切れ目が入っていることもあります。
またうまくつけていてもどうしても鼻の下や目の周りなどは大きく開いてしまうこともあります。
こうしたケアしたい肝心の部分が開いているとなんだかパックをしていても物足りないですよね。
このようなときはマスクパックのパウチに余った美容液とコットンを使って自分でマスクを作ってしまいましょう。
やり方は簡単でコットンに美容液をしみ込ませて開いた部分につけるだけです!
これで開いている部分もちゃんとケアすることができます。
マスクパックの美容液を出すときには袋の下部分をハサミでカットして絞り出すのがおすすめです。
道具プラスアルファでより効果的に
ダイソーで販売されている「シリコーン潤マスク」という商品をご存知ですか?
実はこれはシートマスクの上からさらに重ねて使うマスクです。
どのような効果があるかというと、シートマスクの乾燥を防いで、より顔とパックを密着させてくれるという効果があります。
実はこれがとても万能です。
立体的に作られているため、重ねてもあまり違和感がありません。
また1枚型になっているものもあれば、上下でセパレートしているものもあり、例えば顔全体のマスクパックの時は1枚型、目元ケアや口元ケアだけといった部分パックの時にはセパレート型と使い分けをすることも可能です。
マスクと顔をよく密着させるというのが主な用途のようですが、これをつけていると当たり前ですがマスクパックがが表面に出ないため顔を触ってもべとつかないんです。
よくマスクパックをしながらドライヤーで髪を乾かすこともあるのですが、まあ髪がそよいでマスクに張り付くこと!邪魔です!
しかしこれならそんな心配も要りません~
マスクパックにプラスアルファ道具を使ってより快適に楽しみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
韓国パックの使い方のポイントをまとめるとこのようになります ↓
- 使用期限をチェックしてできるだけ早く使い切ろう
- シートマスクは寝かせて保管
- 使用時間は守ろう
- 温度は涼しいところで保管
- お風呂上がりがベストタイム
- パック内の美容液は無駄なく使い切ろう
- 100円グッズで更に効果UP
韓国のマスクパックもちょっとした保存方法や使い方を変えることで、ぐんと効果をあげることができます。
せっかく今話題の韓国パックをするのですから、もうひと手間かけてお肌に栄養をたっぷり与えられるようにいろいろ工夫してみてください 😉