にわかに信じがたい、このタイトル。
「足が速くなる方法が輪ゴムでなんてマジかよ~」という声が聞こえてきそうですが・・・
マジです。
そう、ご家庭用のあのフツーの輪ゴムです。
思い起こせば2年前、
「おかあさん、ぼく、うんどうかいでいっとうになりたい!」(๑•̀ㅂ•́)و✧
帰ってきてランドセルを置くや否や、当時小学一年生だった長男は熱く語りました。
「え゛!?」 (; ・`ω・´)
思わず聞き返す私。
蘇ってきたのはあの、息子が体力テストE判定を持ち帰って来た衝撃の一日。。。
体育会系には程遠い私と夫の血を色濃く引いてしまった息子に、それは儚い夢だとは伝えられず、一週間後に運動会を控え、私は運動運痴な子供が短期間で少しでも速く走れる方法が無いか調べに調べました。
そして見つけたのです!
究極の奥の手をっ!!!
運動会を心待ちに出来ない子供達、そして、父兄リレーの選手に選ばれてしまったお父さんお母さんの勝利の秘策として、ここに公開したいと思います。
足が速くなる秘密は足の裏の重心にあり
拇指球(ぼしきゅう)とは足の裏の親指の付け根付近の膨らんだところです。
速く走るコツの一つとして、腿を高く上げ、下ろした足の(地面との)接地時間が如何に短いかがポイントなのですが、足の裏がべったり地面に着くと地面との接地時間が長くなり、前進する力が地面に逃げていってしまいます。
なので、着地する足の裏のかかとから拇指球までの素早い重心移動が重要になってきます。
つまり、着地の接地時間を短くし、前進する力を最大に発揮させるポイントとは、
- 着地時のかかとは地面に軽く着く程度
- そこから素早く小指球から拇指球へ重心を移動させ、いかに拇指球を使って力強く地面を蹴るか
なのです!
八の字輪ゴムで早く走れる!
しかし、上記の重心移動は頭で論理的には分かっても、これを意識しながら走るのは至難の業。
そこで出てくるのが、「秘技・両足八の字輪ゴム掛け」です。
これ ↓
方法はいたって簡単。
- 輪ゴムを両足の足首に通す
- それを伸ばして1回ひねり、親指に掛けて八の字を作る
これだけです。
輪ゴムをかけることによって、
- 伸びたゴムが縮もうとする反動が、足裏の筋肉収縮を促し、地面での接地時間を短くするのを助ける
- ゴムの弾力で程よく足の裏が反り返る
- 伸びきったゴムの反発力による大きな力が拇指球の末端まで押し込まれ、
- 地面を蹴る力を増大させ、加速力が増す
という理論です。
これは上から靴下を履くと、もう誰にも分からない秘策ですよ ( ̄ー ̄)ニヤリ
輪ゴムを二重がけにしてみる
「じゃあ、ゴムの反動で速くなるんだったら、輪ゴムの数を増やしたらもっと速くなるんじゃ!?」と、思ったら、検証されていました。
こちらの動画によると、八の字輪ゴムの一重、二重、三重で走ってみた検証結果は、
- 輪ゴム一重よりも二重にした方が速く走れる
- しかし三重となると…親指が痛くて、走るどころではなくなる
って感じですね。
よって、勝利の鍵は、輪ゴムの八の字二重掛けが握っているようです!
運命の運動会当日・衝撃の結果は?!
一年生の部・最終組の第2コース。
スタートラインに位置した長男は、やる気満々でバチバチと拳で片方の手のひらを叩いている。
それはまるで、あまりの意気込みに、鼻から出る鼻息が見えているアニメのキャラクターのようだった。
ピストルの音が鳴り、スタートダッシュはまずまず!
そして最終コーナーまで4人横一線!
そこから抜きん出てゴールのテープを切ったのは、、、
な、なんと、我が息子でした!(*≧ 3≦)p
その後に続いて小柄な男の子と小さな眼鏡の女の子2人が次々とゴールしていく中、喜びのガッツポーズしながら、係のお姉さんに1位の列まで誘導されていく満面の笑顔の長男の姿は、今でも私の目に鮮明に焼き付いています。
これは息子が一緒に走るメンバーに恵まれただけだったのか?
はたまたこの、「秘技・両足八の字輪ゴム掛け」のおかげだったのか?
その答えは是非一度、騙されたと思って試して見られて御判断下さい!