こ、これは… ((;゚Д゚)
ある朝、登園前の娘の顔を拭いていると、こめかみ辺りに白い湿疹、2粒発見。
直径1,2ミリほどだが、その艶のある水疱を含んだ白い粒は明らかに見覚えがある。。。
水いぼだ・・・ (_ _|||)
一昨年の夏、娘は顔中の水いぼを皮膚科でピンセット除去し、血まみれになりながら完治させたというのに。。。
( 関連記事はこちら → 水いぼが目の周りや瞼にまで!)
しかし、一昨年の水いぼ治療は目の周りを中心に数十粒できてしまっていたのだが、今回はたったの2粒 (ーー;)
そのたった2粒のために長い待ち時間をかけて皮膚科の行列に並び、「水いぼが2粒できました…」と診察を受けるのもいかがなものかと思い、今回は、前回全く効果の無かったイソジン治療に再度チャレンジしてみることにしました!
なぜイソジンが水いぼに効くのか?
イソジンの有効成分はポビドンヨードです。
このポビドンヨード(ヨウ素の強い酸化作用を利用した殺菌消毒成分)が、水いぼのウイルス(ポックスウイルス科の伝染性軟属腫ウイルス)を迅速に分解・殺菌してくれるため、イソジンが水いぼ治療に効果的というわけです。
ポビドンヨードは、一般細菌、ウイルス、真菌、結核菌、酵母様真菌および腟トリコモナスなどに効力を示します。
へ~~!結核菌まで?
それはなかなか効果に期待できそう 😉
しかもイソジンは皮膚への刺激が少なく、医療現場でも殺菌や消毒剤として使用されている薬なので安全・安心に水いぼの治療に使えます。
ヨードアレルギーと呼ばれるヨウ素に対するアレルギーがある方は使用は控えてないといけません。 イソジンを付けた後に、発疹・かゆみ・かぶれ等の症状が出たりしたら、その恐れがあるので使用は止めましょう。
ポイントはイソジン軟膏とのダブル処方
「イソジンが水いぼに効くんなら、うちにもあるある~」 (´▽`)b
と言って、イソジンのうがい薬をつけないで下さい。
イソジンうがい薬は「口腔内およびのどの殺菌・消毒 ・洗浄、口臭除去」を目的として製剤されていますので、外用薬として皮膚の消毒殺菌には適していません。
水いぼ治療として使用するイソジンは、イソジンきず薬とイソジン軟膏です。
うちの娘の水いぼを撃退するには、このイソジンきず薬と軟膏・2つのイソジンのダブル処方で効果を発揮しました。
水いぼは、ウイルスが皮膚へ付着し感染して細胞をぷっくりふくらませます。
白っぽい艶のあるウイルスを含んだいぼは、小さいものは1ミリ、大きいものだと5ミリ程度にまで大きくなります。
このいぼを掻き壊したりすると、中のウイルスが周りに付着し、さらに水いぼが増殖されていくので厄介です。
早期発見でいち早く撃退しましょう。
- イソジンきず薬
- イソジン軟膏
- 脱脂綿を丸めたもの
- 絆創膏(もしくはガーゼとテープ)
- ピンセット
うちの娘は水いぼの数が少なかったので私の化粧パフをちぎって丸めて使いましたが、水いぼの数が多ければコットンボールなどを買っておくと便利です。↓↓↓↓↓
また、水いぼの数が多ければ、メディパッチがあるとカンタンで便利です。
数の割にはお値段が張りますが、↓↓↓↓↓のメディパッチは大きめの水いぼや、すぐにパッチが剥がれてしまう部位にはピッタリ貼れて持ちがいいですよ。
水いぼの治療手順
我が家はお風呂上がりに一日一回、イソジンを塗って治療しました。
- 脱脂綿にイソジンきず薬を含ませ、水いぼ一つ一つに塗っていく
- その上から蓋をするような感じでイソジン軟膏をちょんちょんと丁寧にのせていく
- 絆創膏にイソジンきず薬を1,2滴垂らし、水いぼの上に貼る
(水いぼが密集しているところはガーゼをテープで貼る)
前年にチャレンジしてみて効果がなかったイソジン治療でしたが、治ったら儲けものだと一週間はやってみようと入浴後に娘のこめかみの水いぼに塗っていきました。
塗った翌日は、それほど変化はないように思われました。
ところが2日目の夜、こめかみの絆創膏を剥いでみると・・・
水いぼの勢いが衰えているっ!!! 😆
真珠のように艶っぽい白い膿を含んだ水いぼが、明らかに艶をなくし、萎んでいるかのように見えます。
私は、「今回はイソジンが効いている」と確信して、翌日も入浴後にいそいそと娘の顔にイソジンを塗り続けました。
そして4日目の夜、入浴前に絆創膏を剥ぐと、、、
そこに水いぼの姿はありませんでした。
水いぼ、消滅。
一昨年はイソジンを塗っても効果のなかった娘の水いぼでしたが、今回は完全に完治しました。
しかもたった4日で!
なぜ前回はイソジンが効かなかったのか?
一昨年の娘の水いぼと、今年の水いぼの違いは先ず、今回が早期発見で大きさも小さかったのですが、何よりできた場所が違いました。
一昨年は、目の周り、上瞼、下瞼、目尻、目の際と、なかなか治療しづらい目の周りに集中していました。
なので娘が寝入った後、イソジンを塗れる場所だけ塗っていましたが、絆創膏は(場所的に)貼れませんでした。
しかし今回は、幸い目から少し離れたこめかみでしたので、イソジンもたっぷりつけて、絆創膏もしっかり貼って水いぼにイソジンで封ができたのです。
よって、水いぼのイソジン治療の効果の決め手は
『絆創膏』です!(※体験談として)
一昨年は、娘が朝、目覚めると、枕やシーツに黄色いイソジン軟膏のシミがあちこちに付いていました。
(しかし、イソジンは普通の洗濯で綺麗に落ちます)
という事は、明け方にはイソジン軟膏は布団やシーツで拭き取られ、効果はさほど無くなっていたものと思われます…(ーー;)
( 関連記事はこちら → 水いぼが顔や目の周り瞼にまで!この方法で撃退!)
今回は2粒だけだったため、保育園に行くときも絆創膏は付けたままにしておいたので、尚更、効果が出るのが早かったのでしょう。
まとめ
今回の娘の水いぼは、超・早期発見でしたので2粒から増えること無く、イソジンで撃退することが出来ました。
しかし、前回は水いぼだと分からずに、ただの湿疹だと思い込んで試しにステロイド系の軟膏を塗ってみたら、翌日は明らかに艶っ艶に大きくなっていてビックリしました!
調べてみると、ステロイドの種類によっては水いぼの栄養になってウイルスの活動を活発化させるそうなので、軽々しく湿疹の薬を塗るのは要注意です。
また、絆創膏やガーゼを一日以上貼りっぱなしにしていると、中でいぼが潰れてウイルスが増殖した状態になり、増殖した菌が状態を悪化させたりしますので、貼りっぱなしは厳禁!
毎日、最低一回は取り替えましょう。
- 上から絆創膏(ガーゼ)を貼る
- ステロイド系の軟膏は(病院で処方されない限り)塗らない
- 一日一回は絆創膏(ガーゼ)を取り替える
以上を念頭に、全国のお父さん、お母さん、
可愛い子ども達のために、イソジンパワーで水いぼ菌を撃退しましょう!!!
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